〔dim〕

割とバッドエンドこじらせるタイプなんですが、剣君は君ルートの方が！好きです！

実彰さんと九十九丸とか婿入りエンドはいいですね…！

あとは縁の農民としてやっていくエンドも好きだなー！これは華ヤカでも茂様のとか好きだったので自分でも納得。

江戸を離れてもちゃんと香夜ちゃんを追いかけてきたところも本当に良かった。

鈴懸ちゃんは高尾山エンドの方が好きで、左京さんは寺子屋エンドで！って感じですが君ルートもそれぞれ違った

展開で面白かった。

 

話としては何度も言っているんですが螢の幸魂ルートが！後日談も含めて本当に好きです！

反対されることをわかってて鬼ということを明かし、それを乗り越えて認められるっていう過程が盛り込まれてて本当に素晴らしいよ…。

あとは螢の父ちゃんになんてことをいうんだ謝れって怒るところとか、香夜ちゃんのお父さんにいくらでも我侭を言っていいんだっていうところとか

もうさ…！家族になるために、そして家族が幸せになるために真正面から向き合うその覚悟に泣いた。

で、極め付けに山吹の花イベントですよぉぉぉ！！！ここが！本当に！最高でした！

花を抱えてる螢というスチルもここで欲しいってところにバチッと持ってきてくれて好き！！！

思い返すたび幸魂ルート最高…ってなるよ。

 

鈴懸ちゃん天使って常々思ってて、語ろうにも集約すると天使ってことで自分が落ち着いてしまう。

 

螢の幸魂ルート至高だし、鈴懸ちゃんは天使だし、良かったけどここはもっと語られるべきだろう！という部分も多々あって

勿体ない感じはある。マレビト様とかもっと九十九丸ルートで明かされるかと思ったらそうでもなくてけっこうびっくりしたよ。

なんで香夜ちゃんを求めたの？とか。マレビト様、武器が薙刀っぽかったから、香夜ちゃんの亡くなったお母さんと何か関係あるのかなーと

思ってたらそこらへんもスルーだったしなー。私が見逃してたんだったらすみません…。

でも、そこらへんは百夜で明かされるのかなーって思ってるのでやっぱり百夜楽しみです！

密原は想像通りのクズでしたが、他ルートでもそのクズっぷりを発揮しててブレなくて
笑ったｗ　柘榴さんの「爆ぜなくていいですよ」に思わず２度見したし、序盤どう見ても
柘榴さんの心が動いてなくて、この子たち恋愛できるのか・・・？と乙女ゲームとして
どうかと思う不安を抱きつつ、柘榴さんが密原のプライドをへし折った瞬間はテンション
あがったりと、プライドへし折った流れからの頭をランプに打ち付け（豊永さんの演技が
すごすぎて印象が強すぎた）あたりや久瀬さんが柘榴ちゃんにちゃんと弟だって言って
もらえる心温まるエピソードが癒しでそっちの印象が強かったのですが、２周目で分岐が！
よくわかるというか。それまでの選択肢で欲望度があるかないかってのもそうですけど
密原の場合は「自分が一番可愛いって思って何が悪い」に対して、どう柘榴さんが思うかが
肝だなーと思いました。弟のせいで自分は仕合わせになれなかったーって開き直ると
歪愛ルート行くのにもう上手すぎて頭抱えましたね…。
幼少柘榴さんが鏡よ鏡～って問いかけるのとかも、密原もですが「自己愛」に溺れた
二人が行き着く先が歪愛っていうのが、また白雪姫と上手く絡めてて本当にうなりました。
また歪愛が正史で、深愛は改悪の結果だよ！っていう公式ブログにも頭抱えましたが！
本当に奥深い。

久瀬さんはドンピシャで、ここらへんで薄々全員双子なんだろうなと察しました。
密原との対比も良かったですが、童話のモチーフがまた！上手くて！
蒼馬の名前の由来が死を運ぶ～って道化師が語ってたからの歪愛バッドの眠ったままの
柘榴さんが眠る＝ある意味死ってことにも繋がってるのかなと個人的に解釈したのと、
茨が自分を守る盾から自分を傷つけるものに変わる場合をあって、そういうもの全部
含めて茨姫がモチーフなんだなと！
あと久瀬さんは悔しいって、本当に悔しそうに心情吐露するシーンが切なくて泣いた…。
そして生まれる前から自分を犠牲にして密原助けるなんて本当に天使すぎた。
久瀬さんの分かれ道は弟だから家族だから大切ととるか、大切な人だから大切ととるかが
分かれ道かな、と個人的に。密原のあとにやったし、深愛のラスト付近の密原との和解とか
男前すぎだし、全体を通して癒しと萌えがたくさんありました。なのでくぜざく好きです！
幸せになれ！でも、歪愛バッドもかなり好きです。ああいう、純粋だった子が堕ちた瞬間
ってすごく狂気を感じてゾクッときますね…。ある意味久瀬さんが欲望を抑えず
ほの暗い方面で露にしたという貴重なシーンでもあるし。

日之世は一番恋愛できないだろうと思いきや、ルートはいったらまともで、最初はそこが
自分の中でひっかかってたのですが人様の考察読んだり、２周目をやって自喰をしたことに
よる結果だとわかったらすごく納得しました！だから人魚姫なんですね！
日之世は嘘でも貫きとおせば真実となるを柘榴さんが良しとするか、本当じゃなきゃ嫌と
とるかが分かれ道ですよねー！ここも含めてわかったときすごくテンションあがりました！
歪愛の人魚エンドも、柘榴さんの足が人魚になりかけたってことは…あたりで察して
ゾクッときましたし。日之世はちょいちょい日之世視点になることがあって、めっちゃ
心情わかるしズルイ…ってなりました。日之世は柘榴ちゃんに何が何でも生にしがみつけ
なきゃいけないとか、光射す方へ導いてあげる深愛ルートも全然不自然じゃなくて
良かったなー。いいシーンもあるけど、カラーヒヨコとか拷問具試して欲望を高めようと
奮闘する柘榴さんなど衝撃シーンもあったりと色々と斬新でした。でも面白い。
素晴らしい。

古橋氏も最初は絶対この人とも恋愛できる気がしない…と思っていたのですが、コミュ障な
だけで根は優しく、柘榴ちゃんと似たもの同士なこともあってけっこう萌えるシーンが
たくさんあったなーと。そもそも最初のホットチョコレートの時点で私は落ちたような
気がする。古橋ルートはあまり童話色はなかったですね。メインルートだし、それ以上に
語られる真相が主軸になるのも当然のことかと。一応赤頭巾がモチーフなのかな？
そう言われれば赤い服に、パッケージの古橋は狼っぽいなと見てて思いました。
クランちゃんとラズちゃんが癒しで深愛ルートはまさに大団円って感じで優しい雰囲気に
包まれ、お互い憎からず思ってるのになかなかくっつかないこの距離感が非常に！
悶えました！深愛ルートでは柘榴ちゃんが他人の気持ちを真に考えられるように
なったんだなーと思える場面をあってそれも含めて本当に大団円だと思います。
歪愛は古橋がなんかもう達観してて他キャラとはまた違った雰囲気が楽しめた気がします。
分かれ目は嗜血症に苦しむ古橋に対して血を飲ませることが自分にできると即座に思うか
どうかかなー。あとは、私の血おいしかったですか？って聞くか否か。
歪愛バッドでは俺は弟の変わりでしかないんだろうって、それを否定できない柘榴さんとか
見てて頭抱えたし、全部お菓子にしちゃいましょうって自分の考えを押し付けてる柘榴さん
とか見てて痛々しかったな…。やっぱり古橋はメインだし深愛が一番ですね！

そんでもって古橋の大団円でほっこりしたあとに開く真相ルートってかなり鬼ですよね…。
真井さん、どんどん泥沼にはまりこんでいくしもうやめて！辛い！からのあのエンディング
２種だし、こうなったのは柘榴さんのせいだよっていう事実も心にずっしりくるし。
本当にすごいゲームだ。真相バッドラストの知也の狂気じみた告白は最高にゾクゾク
しました、本当にありがとうございました。ですよね！薄々そうじゃないかとは
思ってた！あと、私は真相グッドはあれで良かったと思います。物語としては綺麗な
終わり方で。スイクラはやっぱり乙女ゲームっていうよりは一つの物語として
すごく完成度高くてそこの面で考察とかしがいがあって満足してたのもあると思いますが。

とりあえずこんなところかな。またちょくちょく思い出したり思いついたら
書き出したいなぁ。